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交通事故によるむちうちは改善できるって本当?

更新日2022.2.21 最終更新日2023.12.21 文責 柔道整復師 牧口哲也

この記事を読むとむち打ちとはどういう怪我なのかということが分かり、むち打ちになった場合どんなことをしたら改善していくのかということをまとめてみました。また、整骨院にかかった場合の慰謝料などについてもまとめたので交通事故に遭われて治療を考えている方は参考にされてみてください

目次

毎日幸せに生活しているはずが、一変してどん底な状況に落とされてしまうことがあります。

 

それは、交通事故に巻き込まれてしまうことではないでしょうか?

 

交通事故で被害者になってしまうと、大きな後遺症を残してしまう可能性もあります。

 

そのなかでも、やっかいなケガと言えば、むちうちです。

 

そこで今回は、交通事故によるツラいむちうちは改善できるのかどうか。

 

改善できるとすれば、どういう方法を選択するべきなのかをお伝えしますので参考にしてみてください。

むちうちとはどういうけがなの?

実際に事故に巻き込まれたことがない人であっても、むちうちという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

しかし、実際に経験したことない人からすれば、どういう現象なのかを知らないはずです。

 

むちうちとは、交通事故などにより首に強い力がかかってしったことによる捻挫のことを表します。

 

交通事故の度合いによっては、かなりの衝撃やダメージを首に受け、その動きがムチがしなるようになるため、むちうちと言われるようになりました。

 

人の頭はかなり大きく、重いということは誰にでも理解できるはずです。

 

その大きくて重たい頭を細い首で支えているわけですから、突然の強烈な衝撃に耐えることはできません。

 

しかも、交通事故の瞬間に痛みがくるものと思いきや、時間差で痛みが出てくることもあるため、むちうちはやっかいなケガと言えます。

むちうちになってしまうとおきる現象について

ですからむちうちは首だけのケガと考えずに、全身に影響を及ぼす可能性があることを覚えておきましょう。

では、もし交通事故でむちうちになったとしたら、どのような支障がおきてしまうのでしょうか。

 

頭痛やめまい、不眠、疲れやすくなる

 

むちうちは首のケガではありますが、首だけではなく他にも悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。

 

なぜなら、首の周囲には神経が張り巡らされているからです。

 

ちょっとした衝撃でさえも、首には大きな負担がかかってしまうため、そこから頭痛やめまい、不眠などが起きてしまうというわけです。

 

その他にも、吐き気や握力低下など、ありとあらゆる不調が起きてしまうこともあります。

 ですからむちうちは首だけのケガと考えずに、全身に影響を及ぼす可能性があることを覚えておきましょう。

むちうちになった場合の注意点について

もし、むちうちかもしれないとなった場合、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。

 

1.すぐに痛みがでないこともある

 

本来であれば、ケガをした瞬間に痛みが襲ってくるものです。

 

たとえば、歩いていてこけたとしたら、ぶつかった箇所は瞬間的に痛みを感じます。

 

 

交通事故も同様に、ぶつかった箇所は出血したり骨折をしたりすると、あきらかに痛みを感じるものです。

 

しかしむちうちの場合は、その概念は通用しない可能性があります。

 

なぜなら、むちうちは、交通事故が起きてすぐには痛みが発生しないことがあるからです。

 

とくに交通事故にあってから、およそ23日後に痛みが発生することもあるため、事故当日に痛みがなかったとしても大丈夫と思わないことが大切です。

 

ですから、交通事故にあったときに痛みがないので大丈夫と加害者に伝えて、その場を去るのは得策ではありません。

 

2.通院期間が長くなる可能性がある

 

どんなケガでもそうですが、痛みの度合いが大きくなればなるほど通院期間は長くなるものです。

 

それは、むちうちにも該当します。

 

もちろん人によって期間は異なりますが、おおよそ3カ月前後は通院しないといけないと考えておきましょう。

 

かなりひどいむちうちの場合は、半年ほど期間を要することもあります。

 

むちうちにも種類あり?タイプと特徴を知っておこう

実は、むちうちとひとくちに言っても、いくつかのタイプがあるため適切な処置を行うためにも特徴を知っておきましょう。

 

1.頸椎捻挫型

 

むちうちの種類で最も多いものが、頸椎捻挫型です。

 

その割合は7080%ほどと言われるくらい、ほとんどを占めています。

 

交通事故の衝撃により、頸椎を支えている靭帯や筋肉が損傷している状態が頸椎捻挫型と言えます。

 

しかし、レントゲンなどをとっても異常が見つかないこともあり、本人は違和感があるのに問題ないと言われることもあります。

 

2.バレリュー症候群

 

バレリュー症候群と言っても、あまり聞きなれない言葉かもしれません。

 

バレリュー症候群とは、交通事故により首の神経が損傷したことにより、頭痛や耳鳴り、めまいなどがおきてしまうケガのことを表します。

 

3.神経根型

 

交通事故により神経根が圧迫することでおこるケガのことを、神経根型と言います。

 

神経根型は、首の痛みはもちろん肩から腕にかけての痛みやしびれ以外にも、知覚障害など首とは関係なさそうなところまでに悪影響を及ぼしてしまいます。

 

交通事故のむち打ちで慰謝料を請求するためには

もし、交通事故でむちうちになってしまった場合、加害者に損害賠償を請求しなければなりません。

 

では、どのような項目の費用を請求できるのでしょうか。

 

1.治療費

 

まずは、むちうちによる治療費が該当します。

 

たとえば、通院費用をはじめ、投薬、レントゲン、MRI、入院費用などを請求できます。

 

2.休業損害

 

交通事故によってむちうちになった場合、社会人であればしばらくは働けないことも考えられます。

 

また、通院日には仕事を休んだり早退しなければならないこともあるでしょう。

 

その場合には、休業補償を請求することができます。

 

3.診断書や手数料など

 

慰謝料を請求する場合、医師に診断書を作成してもらったり、検査資料をとってもらったりする必要があります。

 

もちろん、それらも費用が発生するため請求することができます。

 

4.後遺障害慰謝料

 

むちうちの状態によっては、長いこと改善せずに良くならないことがあります。

 

つまり、障害として残ってしまう可能性があるというわけです。

 

もし、障害が残ってしまって認められた場合は、後遺障害慰謝料として請求することができます。

 

5.逸失利益

 

逸失利益とは、事故にあわなければ得られるはずだった収入が、事故によって得られなくなってしまったときの損害のことを表します。

 

当然、むちうちでうまく働けなくなり収入が低下することも考えられますので、後遺障害が認められた場合にその分の請求も可能です。

 

これは、サラリーマンだけではなく自営業やアルバイト、パートでも請求できるものです。

 

交通事故でむちうちになってしまった時にやるべきこと

もし、交通事故でむちうちになってしまった場合、どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。

 

1.まずは病院に行くこと

 

交通事故にあってしまったのであれば、どんな理由であってもまずは病院に行くことをおすすめします。

 

それは自覚症状がなかったとしてもです。

 

むちうちのように、あとから痛みや違和感がでてくることもあるため、どんなに忙しかったとしても絶対に行くようにしましょう。

 

また、事故直後は興奮状態にあることが多いため、痛みを忘れてしまうこともあるので気をつけるべきです。

 

なぜなら、興奮状態時にはアドレナリンやβエンドルフィンが分泌されるため、痛みを感じなくなってしまうからです。

 

ですから、感覚がマヒしている状態のときに、勝手な判断をしないようにしましょう。

 

2.最低でも半年間は通院すること

 

病院に行ったからと言って、1回きりで良くなるとは限りません。

 

とくにむちうちの場合ですと、かなり長引く可能性があるため、自分の判断で病院へ行くのをやめるのは絶対に辞めておくべきと言えます。

 

また交通事故の被害者であれば、しっかりと慰謝料や損害賠償を得るべきですからしっかり通院をしておきましょう。

 

3.整骨院でむちうちを改善すること

 

交通事故でケガをしたのであれば、病院へ行くことが考えられます。

 

しかし、整形外科などでは投薬や注射、手術などがメインのため完全に改善されるわけではありません。

 

また、骨折などがなければ異常なしと言われることもあるため、本人からすれば痛みや違和感を持ち続けないといけなくなります。

 

そこで、整骨院を利用してむちうちを改善する人が非常に多いというわけです。

 

整骨院は、いわば体の不調を改善するプロです。

 

ですから、痛みの原因を特定し根本的に改善してくれるため、病院では対処できなかったことが整骨院ではできてしまいます。

 

とくに、整形外科や整骨院で経験を積んでいるようなスタッフが在籍している整骨院は、よりお客様の悩みを理解してくれる傾向にあります。

 

もし、整形外科などに通院していて、ぜんぜん改善されない、痛みの原因がわからないようであれば整骨院に通うようにしましょう。

 

交通事故のむちうちで整骨院を利用するメリットについて

交通事故のむちうちにより、根本的に改善するのであれば整骨院を利用するべきですが、あらためてメリットについてお話します。

 

1.手技でポキポキしない施術を行う

 

病院であれば、もしかしたら注射や手術などをしないといけないと言われるかもしれません。

 

しかし、どちらも非常に痛みを伴う可能性があるため、すすんでやりたくないというのが本音ではないでしょうか。

 

整骨院であれば、そもそも注射や手術という概念は一切なく、手技だけでむちうちを改善してくれるため、お客様からすれば非常に安心できる方法と言えます。

 

しかも、整骨院はポキポキしてすごい痛みがあるのでは、と考えてしまいがちですが、整骨院によっては無理のない施術をしてくれるというメリットがあります。

 

2.遅くまで営業している

 

もし、普段仕事をしていたりして病院に行こうと思ったら、1日休んだり早退したりしなければなりません。

 

なぜなら、ほとんどの病院ははやくに終わってしまうからです。

 

正直なところ、外傷がないむちうちで1日休んだり早退したりというのは、会社にかなり気を遣うはずです。

 

整骨院であれば、営業時間が20時や21時までのところも多いため、仕事終わりに通うことができます。

 

3.予約制のところが多いので待ち時間がない

 

もし、病院へ行こうと思った場合、まったく予想できない待ち時間に悩まされることは非常に多いのではないでしょうか。

 

とくに予約できない病院の場合は、平気で2時間3時間待たされることもあります。

 

整骨院の場合は予約制が多いため、事前に時間を指定しておけば待たされることなく案内してくれるというメリットがあります。

 

正直、事前に予約できるだけでもずいぶん気が楽ではないでしょうか。

 

4.同じ先生にみてもらいやすい

 

少しでもむちうちを改善したいと思った場合、大きめの病院に行くことも考えられます。

 

しかし、そういうときに限って先生もたくさんいるので、毎回行くたびにコロコロ変わってしまうというデメリットがあります。

 

もちろん、先生同士で内容を共有しているはずですが、毎回先生が変わると不安でしかありません。

 

整骨院であれば、場所によっては同じスタッフ、もしくは院長が責任をもって対応してくれるため、何度通っても安心と言えるでしょう。

 

5.場合によっては祝日も対応している

 

通常、病院へ行く場合は土曜が午前中までで日祝などは閉まっているため、かなり不便に感じるのではないでしょうか。

 

そういう休みのときに限って、病院は行きたくなるものです。

 

また、むちうちの場合は交通事故から数日経過してから違和感を感じることもあるため、日祝なども対応してくれるところがあれば嬉しいはずです。

 

整骨院によっては、日曜や祝日も営業していることがあるため、仕事が休みの日に通うことができます。

 

6.交通事故や保険に関する相談ができる

 

交通事故なんて、そうそう出くわすものではありませんし、自分が被害者になることなんてなかなかないものです。

 

だからこそ、いざ被害者になった場合に、どういうことをしないといけないのかが解らなくなってしまいます。

 

ですが、整骨院によっては交通事故関連を専門にしていることが多いため、むちうちの改善はもちろんその後の保険に関する相談に乗ってくれます。

交通事故のむちうちのまとめ

いくら気をつけていても交通事故に巻き込まれてしまいますし、むちうちになる可能性もあります。

 

しかし、交通事故後にケガをしていないからといって何も対処しないと、あとになって大きな後悔をしかねません。

 

ですから、自分の体のことを思うのであれば、ケガの大小問わずに病院や整骨院に通うようにしましょう。

 

当院では、交通事故の場合は22時まで受付可能のため、ご多忙の方もご利用いただける環境を整えております。

 

 

もし、交通事故でむちうちになってしまったのであれば、ときわ台駅前整骨院にお越しください。